> > デザインによって刺繍できるもの?できないもの?

デザインによって刺繍できるもの?できないもの? Embroidery Valuable Information

お客様から日々様々なデザインのご依頼をいただいております。
ただ、やはり一点ものの拘りなのか、なかなか難しいデザインも拝見させていただいております…。
そこでデザイン的に難しいものの一例などをご紹介させていただきたいと思います!

■デザイン的に刺繍が難しいもの?

刺繍とはご存知の通り”糸”でできております。
その糸を使い色々な技法で刺繍を製作していくのですが、基本的には線幅が1mm以上の”横振り”で弊社は刺繍を行っていきます。

その際肝になってくるのが、”1mm”というキーワードです。

”1mm”ぐらいが最低ラインになるのですが、この線幅以上で刺繍を行えるものが潰れも出にくく綺麗に上がる一つの基準になります。
なので細かすぎるラインを使うものや、デザインが複雑なものは、
刺繍ができても綺麗に上がらず、潰れなどが出てしまう恐れがあるので”難しいもの”という判断になります。

■綺麗に仕上げるには?

上記で1mmという表現をしたのですが、タオルなど起毛だったものなどはパンチデータ(型)を作る際
若干太めに作り、糸が沈み込む部分なども計算してデータを作っています。

よって、データ通り1mmで作ってしまうと、予定よりかなり細い線になったりして綺麗に仕上がりません。
そのため、データを持ってきていただく際は、
1mmより太いデータを意識していただいて作っていただくと出来上がりも綺麗なものになると思います。

刺繍の場合、弊社では実寸で線は1mm以上、
線と線の間は2mm以上、文字は縦8mm以上を基準となっておりますため
ご参考にしていただけますと幸いです。

かなりザックリしたお話ですが、一つの刺繍のデータ作りの基準としてお考えいただけたらと思います。
もちろん、太すぎるとイメージを損なうこともあるかと思います。
そんなときはお気軽にお問い合わせください。

更新日:2023/08/17

PAGE TOP